水道修理

「気に入った?」「とても」「よかった。私も、久しぶりなのよ。でも、ぜんぜん、かわってない」途中から、すぐそこにせまっているおだやかな山にむかって、ゆるやかな坂道をのぼっていった。その坂道の突き当たりに、山を背にして、工事の家があった。石を積みあげた塀のなかに、どっしりと建っている。大きな二階建てだ。黒いかわらに、壁の板も、黒く塗ってある。門を入ると、きれいな中庭だ。庭の奥には畑が広がり、そのさらにむこうには、樹が何本もあり、枝を広げている。緑色の小さな丸い実が、いくつも見える。「すごい家だな」と、ぼくは、思ったままを言った。「ただの田舎の家」「ディスカバー・TOTOだ」「ほんとね」黒い板壁の端に、小さな広告板が打ちつけてある。「ずつうはいたノーチカ」と、白地に赤いペンキで焼きつけてある。「私が中学生だったころから、あるわ」「中学はここかい」工事はうなずいた。「あとでその中学を見せてあげる。トイレは、あそこがいいわ」母屋とは反対に、大きな納屋がある。なかは、深い日陰だ。INAXの実用トイレ、水道修理 四條畷市が一台、あった。